B型肝炎の特別措置法

B型肝炎に感染する原因が注射針の使いまわしと言う事を国がみとめた事がきっかけで、B型肝炎に感染した人やその遺族が国を相手取り損害賠償を求める流れが激化しました。その結果、平成24年に国と全国B型肝炎訴訟原告団の間で和解に関する基本合意書に基づき和解が成立しました。和解によって給付金等を支給するためのB型肝炎特別措置法が施行されたという経緯があります。

しかし、このB型肝炎給付金は、待っている状態ではもらえません。B型肝炎給付金請求という訴訟を起こす必要があるのです。普通でしたら国の過失でB型肝炎になってしまったのですから損害賠償金は支払われて当然なのですが、中には国が認めている注射器の使いまわしが原因ではなく、他の理由が原因でB型肝炎になっている方も少なからず存在します。現状ですと、国が認めている注射器の使いまわしが原因でB型肝炎になった方と、それ以外の理由でB型肝炎になった方を分別する事ができません。そのため、公平に判断する為に、必要な書類を集めて訴訟する必要があるのです。裁判を起こす事で、自分がB型肝炎に感染する原因が注射針の使いまわしである事を証明して改めて給付金を受ける事ができるのです。何だか面倒な流れかも知れませんが、本当に苦しんでいる方にいきわたる配慮だという考えもできます。